弁護士インタビュー

弁護士 後藤 崇

Qどのような経緯で弁護士を目指すことになったのでしょうか。

後藤私は商船大学を卒業後、ベンチャー企業に就職しました。その後、鹿児島県で水産会社の役員として経営の一端を担っていました。その水産会社では、魚の卸し、小売り、居酒屋などの事業を展開していました。約5年間、早朝から深夜まで休みなく働く中で、今後の人生の方向性を考えていた時に、司法制度改革があり、法科大学院制度ができました。それを知った私は、「社会人としての経験を司法の世界で生かしたい」と考えました。その決意を家族に伝えたところ、子どもはまだ保育園児でしたが、家内も背中を押してくれたので、法科大学院へ入学し、司法試験に挑戦することを決めました。

Qもともと理系学部の出身ですが、畑違いの分野の勉強をすることに苦労はありませんでしたか。

後藤法律知識が全くないところから勉強を始めたので、法科大学院時代は、ほぼ毎日10~12時間勉強しました。確かに畑違いの勉強ではありましたが、論理的に考える部分は法律も理系学部の勉強も共通していたので、勉強していて納得できる部分もたくさんありました。

Q弁護士になる前の社会人経験は、現在の業務に生かされていますか。

後藤現在、弁護士となり、それまでの社会人経験が生かされていると感じることがたくさんあります。私自身、小さな会社を経営しておりましたので、資金繰りや従業員への対応などで困った経験があります。そんな経験が顧問先の会社経営者へのアドバイスに生かされていると思います。また飲食業も経営しておりましたので、お客様への接し方一つをとっても、現在の業務に生かされていますね。

Q依頼者に対しては、どのような対応を心がけていますか。

後藤相談に来られた方には、まずどんな悩みや困りごとがあるのか、話をじっくり聞くことを心がけています。その上で、難解な法律用語を分かりやすい言葉に言い換え、丁寧に説明します。正式に依頼を受けた後は、逐一状況を報告することによって、依頼者のご心配を軽減するように努めています。

Q弁護士として、今後の抱負を教えてください。

後藤業務完了後、依頼者から「ありがとう」という言葉をかけてもらったとき、弁護士として最大の喜びを感じます。明石駅前という地の利を生かし、地元に密着した、地域とともにある法律事務所を目指しています。

弁護士 山田 力

Q山田先生が弁護士を目指された切掛けはどういった理由だったのでしょうか。

山田私は小さいころから読書が好きで、将来は学者か弁護士になりたいと考えていました。その当時、弁護士という職業はたくさん本を読むもの、というイメージを持っていたのです(笑)。しかし大学在学中は、法律よりも文化人類学や政治学に特に興味を持って勉強していたのが正直なところです。大学卒業時にちょうど法科大学院制度が発足し、本格的に司法試験の勉強を始めました。
もちろん、弁護士を目指した理由はただ読書が好きだったから…というだけではありません。昔から社会の中で理不尽な事件が起きたり、あるいは弱い立場の人がいじめられているようなことが許せませんでした。仕事を通じて、こういったことに立ち向かえることが、弁護士という職業に魅力を感じた最大の理由です。

Q弁護士としてやりがいを感じるのは、どのような時でしょうか。また、事務所を運営する上で心がけていることはありますか。

山田依頼された事件の処理が完了した後、依頼者からかけてもらう「ありがとう」という言葉が、私の日々の業務へのモチベーションを上げてくれます。最近は弁護士の数が増えたとはいえ、相談に来られる方の中には、「弁護士の知り合いがおらず、どこに相談しに行ったらわからない」とおっしゃる方がたくさんいます。私は、弁護士の敷居をもっと低くしたいと願っています。そのために気軽に相談に来てもらえる体制作りに日々取り組んでいます。

Q実際に相談に来られた方に対しては、どのような対応を心がけていますか。

山田やはりまずは相談者の話をしっかり聞くことを心がけています。その上で法律の規定と現実的な話を分かりやすく説明いたします。最近では、インターネットで法律的な知識を調べることも比較的簡単になりました。しかし、法律で規定されていても、現実の運用は異なっていることもたくさんあります。そういったことは、まだまだインターネットで簡単に検索できるものではありません。弁護士に相談していただければ、そういったところをきちんと順序立てて説明いたします。

Q山田先生のモットーを教えてください。

山田「粘り強く、どんな事件でも解決に向けて全力を尽くす」。これが私のモットーです。性格的にも逆境に強く、チャレンジ精神が旺盛であると自負しています。解決が難しいと思われる案件であっても、全力で対応いたしますので、どうか気負わず、法律の専門家の力が必要であると考えられた時は、ぜひご連絡ください。

弁護士 西木 秀和

Qどのような経緯で弁護士を志されたのでしょうか。

西木私は大学卒業後、臨時教員を経てコンピューター会社でサラリーマンをしていました。どちらかというと、他人や周囲に流された人生を送っていましたが、30歳の時、プライベートで人生の転機があり、司法試験の受験を決めました。初めて自分の意思で「挑戦したい!」と思ったのです。

Q弁護士になるまでに、どのような道のりを歩まれたのでしょうか。

西木昔から「正義の味方」に憧れていたこともあり、最初は警察官になることも考えました。しかし残念ながら年齢制限で受験することができなかったので、検察官を目指すことにしました。そして勉強を始めてから足掛け11年、10回目の挑戦で司法試験に合格しました。その間、潜水艦の工場や税理士事務所、郵便配達などで生計を立て、アルバイトも含めて多種多様な職業を経験しました。
 司法試験合格後、当初目指していた検察官は、性格的に合わないのではないかと考え直し、弁護士の道を選びました。弁護士になった後は、法テラスのスタッフ弁護士となり、奈良県内で働いていました。

Q数が増えたとは言え、一般市民にとって弁護士はまだまだ敷居が高い存在であると思います。そのような認識については、どのように考えられていますか。

西木昔は弁護士の数も少なく、大ごとにならなければ相談に行かないというイメージがあったのではないでしょうか。また弁護士に依頼すると高額な報酬を支払わなければいけないというイメージもあったと思います。しかし現在はインターネットで報酬を公開している事務所も多く、他の職業と同じように安心して依頼していただけるようになっています。まずは電話等でご連絡いただき、気軽に相談に来てほしいですね。また紛争状態になる前であっても、相談に来てほしいと思います。例えば、相続でよくもめることがありますが、故人が亡くなる前に遺言書を書いておくことによって、紛争を未然に防ぐこともできますから。

Q相談に来られる方に対しては、どのような対応を心がけておられますか。

西木明石の地に事務所を構え、現在4年目になります。実に多種多様な相談が寄せられますが、依頼者と目線を合わせ、一般市民にとって敷居の低い事務所を目指しています。私は、弁護士は職人だと考えています。ひとつひとつの事件について、「法」という道具と熟練した技術を駆使し、依頼者にとって最善の解決策を作り上げるように尽力します。そして依頼者が喜び、感謝してくれたときが、弁護士としての何よりの喜びです。